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房総ネットワーク  「生命とは」   (2020/ 1/ 9)

生命とは、誕生から死までの期間を一般的にいいます。死を自殺以外で自分で決めることができません。誕生後、間もなく生命を終了する人や、数年で生命を終了する人、100歳まで生きる人等、生物学的な生命があります。

生命とは、肉体は死んでも魂は生きて、又誕生するという、目に見えない(こころ=精神=魂=意識)生命があります。

最も大切なもの、例えば「これは私の生命です」などで生命と同じ程大切なものがあります。

 1.生物学的な生命
 2.目に見えない生命
 3.生命と同等なもの

ヒトの生命の誕生には、人類の誕生と、自分の誕生の2通りがあり、どちらにも共通している、生命とは何か、があります。

 4.人類の誕生
 5.自分の誕生
 6.生命とは何か


[1.生物学的な生命]

一般に生物学では、根本的な生命の定義に関わる部分は、その内部での物質交換と外部との物質のやりとり(代謝)、および同じ型の個体の再生産(遺伝と生殖)にあると考えられています。また、そのような性質を持つ最小の単位が細胞で、細胞を生命の最小の単位と見なし、それから構成されるものに生命を認める、というのが一般的でありましたが、細胞より小さい素粒子が最小の生命になるのでは言う考え方まで来ています。

生命は原子ひいては素粒子より構成されているので逆から見ると素粒子から物質ができている。身の回りのものは粒子が集まってできています。私たちの身体もそうですし、空気もそうです。これらの粒子はとても小さく、肉眼では見ることができません。原子くらいなら何とか現代の技術で画像にすることができますが、それを構成する電子やクオークなどの素粒子になると、目で見るということはあきらめざるをえません。
見えないものは当てにならないと思われるかもしれませんが、これらの粒子が数え切れないほど集まって、世界を形成しています。したがって私たちは、この粒子に無関心ではいられません。

宇宙に存在するすべての物質は、分子や原子などから出来ています。また、原子は、その中心にある原子核とそのまわりをまわる電子たちから構成され、さらに、原子核は複数個の陽子や中性子から形成されています。
陽子と中性子は総称して核子と呼ばれています。さらに調べると、核子は3個のクォークと呼ばれる点状の粒子から出来ていることが分かってきました。
これらのクォークや電子などの物質を構成する基本的な粒子を素粒子と呼びます。

生命には物質としての側面と、情報としての側面があります。人間は死んでしまえば自然に還るといいますが、私たちのからだをつくっている物質は、自然界に存在するほかの物質となんら違うところはありません。しかし、生命は生きている、ということは何かと考えてみると、これはやはり情報をもっていることではないでしょうか。

物質の世界
ヒト = 細胞の集まり
細胞 = 分子の集まり
分子 = 原子の集まり
原子 = 素粒子の集まり となり、ヒトは素粒子の集まりです。

情報の世界
ヒト = 情報の集まり
     細胞の情報・細胞間の情報伝達・情報伝達物質
     分子の情報
     遺伝子の情報・DNAとRNAの情報伝達

医学の世界で使われる意識レベルは、起きて頭が冴えている時に最も高く、眠くなり頭がぼんやりしている時には低くなり、夢を見ていない間の睡眠時、深い麻酔をかけられた状態ではより低くなる。脳に障害を受け、植物状態・昏睡などにおちいると、さらに意識レベルは低くなり、簡単には意識レベルが正常状態に戻ることはない。死んでしまうと意識レベルはゼロになる。この意識レベルゼロが生命の終了でもあります。



[2.目に見えない生命]
目に見えない生命とは、「こころ=精神=魂=意識」を言いますが、意識の謎を解明するには、脳という物質が対象とされてきた。しかし、この手法で謎が解明されていないのは周知の事実である。そこで、ここにきて、ポスト物質主義を唱える学者が現れはじめた。
中央ヨーロッパ大学の准教授フィリップ・ゴフによると、木や石や電気も意識を持っているという。地球上の物質は動物、植物、石、電気も全て素粒子で構成されています。

量子の性質は、同時に複数の場所に存在でき、だれも見ていないときには存在しない。時空を超えて瞬時にコミュニケーションを取ることができ、物理的に通り抜け不可能な障壁を難なくすり抜け、人に見られることで物質化する。
量子物理学の発展により、物質の存在事態があやふやになってきた。確かに身のまわりには、見えて、触れて、観察できる物質が存在する。しかし構成要素を素粒子にまで分解すると、そこには物質の存在が不確定となる世界があった。素粒子は量子であり、確率として存在するだけで、観察するまで状態は確定しないのだ。

遠隔透視の第一人者であるジョー・マクモニーグル氏の話だと。
食事中、彼はある体験について話しはじめた。それによると彼は、かつて物理学者のために遠隔透視で素粒子を見たことがあるのだという。そのとき、なんと素粒子にも意識があることに気づいたというのだ。

私達は、体中に血液を送るために心臓が動いています。心臓は人間の意志とは無関係に、何十年も文句の一つも言わずに動いています。肺も心臓と同じように動いていますが、心臓は母親の母体内で妊娠 6週目に心臓ができて動き始めますが、脳はまだ完成されていませんので、動く指令は心臓自身がだしているのか?。肺は出産後、産声をあげてから, 息をひきとるまで, 睡眠中も休むことなく活動します。私達の細胞を構成している素粒子が私達を生かしているのか?、意識には、意識と無意識があり無意識とは素粒子からの情報発信なのか?。

意識とは人間の実存における基本要素の1つです、誰でも意識があります。
意識は人生を生きる価値のあるものにしてもくれます。意識がなかったら生きることの意味や価値は無くなってしまいます、しかし同時に意識は宇宙で最も神秘的なものなのです。なぜ私たちには意識があるのでしょうか。
意識を物理現象と結びつける基本的法則を見出すための最も単純かつ強力な方法は意識と情報を結びつける、という発想に起因しています。情報処理が行われるところにはどこでも意識があるのです。人間が行うような複雑な情報処理には、複雑な意識が伴います。単純な情報処理には、単純な意識があります。


意識と無意識
意識研究は無意識研究と対になって発展してきた。無意識研究で扱われるのは、脳内の処理の中には意識にのぼらない処理があるのはなぜなのか、無意識の処理が行動にどのような影響を与えるのか、その影響は意識的な処理とは異なるのか、といった問題である。
 意識にのぼらない神経活動の最たるものは、小脳の脳活動だ。小脳には、約800億個ものニューロンがある。これは、大脳?視床システムの約200億個に比べて4倍もの数である。しかし、小脳は、たとえば脳腫瘍などの症状によって、全摘出手術を受けたとしても、患者の意識レベル・意識の内容にほとんど影響を与えない。他にも、大脳基底核による複雑な運動制御、網膜などの感覚入力、運動野や脊髄による筋肉のコントロール、なども意識にのぼらない。

大脳-視床システムの活動においても、意識にのぼらないものが詳しく研究されてきている。そのような研究では、感覚入力刺激が網膜に呈示されているにも関わらず、それが意識にのぼらない、という状況をつくりだす。そして、その時に生じている脳活動の特徴が、脳イメージングや神経活動記録によって調べられている。また、心理学的な研究により、無意識に処理される脳活動が、実際に行動に影響を与えることができるか、与えるとすればどのような影響なのかなども研究されている。

このような無意識研究は、意識にのぼる活動だけがサポートできる機能とはなにか、という問いに答えるための実証的な方法を提供する。過去には、複雑なプロセスは、一般に無意識処理ではできないとされてきた。しかし、近年、短期的でフレキシブルな記憶や学習、注意を向ける・惹きつける、高度に抽象的な言語・計算処理等も、無意識の処理で可能だということが示されている。ただし、ほとんどの場合、無意識処理が行動に与える影響は、意識処理に比べて効果が弱く、時間的にも持続しない。

統合情報理論は、現在までにわかっている脳科学的知見に整合的な説明を与える。統合情報理論によると、昏睡・植物状態・深い睡眠や全身麻酔状態で、脳活動は失われず、かつ外部からの感覚入力にも反応できる脳に意識が宿らないのは、情報の統合が失われるからである。

分離脳では、分離された脳それぞれが、独立に同程度の情報の統合を行っているため、左右の脳で独立に意識が存在すると考える。また、小脳の活動が意識を生み出さないのは、小脳の回路は統合が弱いからだと説明される。

統合情報理論を直接に検証するのは難しい。しかし、理論をもとにした意識レベルの指標の提唱や、神経活動をもとにした統合情報の計測の仕方などが提案されている。今後は意識の内容についての統合情報理論の予測を検証するような研究が期待されている。

意識がどのように脳(物質)から生じるかというのは、宇宙・物質の起源、生命の起源とともにこの世界における大きな謎として古来より多くの哲学者によって論じられてきた。脳科学による意識研究の歴史は比較的浅く、本格的な研究は1990年代に始まったにすぎない。しかし、この25年間で積み上げられた知見は膨大である。

近年の意識の脳科学研究は、積み上げられた知見を総括的に説明するような理論を推し進め、具体的にそれらの予測を検証する段階までたどり着きつつある。そのような理論研究は、人間以外の動物・植物・人工知能やロボットに意識が宿る可能性、またインターネットや社会が意識を持つ可能性などについて予測を行う。


2012年10月、脳神経外科の世界的権威であるエベン・アレグザンダーは「死後の世界は存在する」と発言した。かつては一元論者で死後の世界を否定していた人物であったが、脳の病に侵され入院中に臨死体験を経験して回復した。退院後、体験中の脳の状態を徹底的に調査した結果、昏睡状態にあった7日間、脳の大部分は機能を停止していたことを確認した。そしてあらゆる可能性を検討した結果、「あれは死後の世界に間違いない」と判断して、自分の体験から「脳それ自体は意識を作り出さないのでは?」との仮説を立てている。


2013年、蘇生医療の専門家で「死後体験」の研究者であるサム・パーニア博士は脳波停止して蘇生した患者に停止後に意識が存続していた患者が複数いた事がわかり「意識は脳とは別個の 存在なのかもしれません」と語った。


精神医学のジム・タッカー博士は「物理法則を超える何かが在る、物理世界とは別の空間に意識の要素が存在するに違いない。その意識は単に脳に植え付けられたものではない。宇宙全般を見る際に全く別の理解が必要になって来るだろう」との仮説を立てている。


「意識がない」とは、強い意味だと、大脳の働きがほとんどない状態を意味する。しかし大脳の働きは、人間が生きている限り、完全に停止するということはなく、「ほとんどない」とはどこまでないことなのか、客観的な基準が曖昧である。
他方、弱い意味で「意識がない」という場合は、「気づかない」という意味でもある。例えば、音楽を聞きながら本を読んでいると、最初は本の文章の内容と、音楽の両方が意識される。しかし、読書に集中していて、ふと何かで中断されると、「音楽が急に聞こえて来る」ということがある。音楽はずっと鳴っていたのであるが、読書に集中していたため、音楽の進行に「気づかなく」なっていたのである。

人間は時間のなかで、非常に多数の感覚刺激や意味の刺激を受け、その多くを意識している。しかし、記憶に関する心理学の実験からは、「意識していない・気づいていない」感覚刺激や意味の刺激として大脳が感受し記憶に刻んでいる量は、さらに膨大であると言える。

意識と記憶
記憶は日常的に再現されており、複雑な手順を必要とする作業でも、その一々の手順を「意識しない」で、機械的に遂行することが可能である。例えば、複雑な漢字を書く場合、どの線を引いて、次はどの線をどこにどう書き加えてなどと、一々記憶を辿って書いている訳ではない

何かを思い出そうとして、確かに知っているはずなのに、どうしても思い出せないというようなケースが存在し、このとき、意識の滑らかな流れは滞り、記憶を再生しようとする努力が意識に昇る。

思い出そうとして、努力などが必要な記憶は、「滑らかに流れて行く意識の領域」には、想起が成功するまでは、存在しなかったことになる。では、そのような記憶はどこにあったのか。無論、大脳の神経細胞の構造関係のパターンのなかに存在していたのであるが、主観的な経験としては、そのような記憶は、「現在の意識領域」の外、「前意識」と呼ばれる領域にあったとされる。

人間には経験や学習によって得た記憶・知識以外に、生得的または先天的に備えていたとしか言えない「知識」や「構造」が存在する。その一つの例は、「人間の言語」であり、人間の言語は、現在の知見では、人間しか完全には駆使できない。ノーム・チョムスキーの生成文法は、人間の大脳に、先天的に言語を構成する能力あるいは構造が備わっていることを主張している。

子供は成長過程で、有限数の単語を記憶する。単語は、単語が現れる文章文脈と共に記憶される。しかし、子供の言語生成能力は、それまで聞いたことのない文章、従って、記憶には存在しない文章を言葉として話すというところにある。「記憶したことのない文章」を子供が話すということは、それは記憶ではないのであり、それではどこからこのような文章が湧出するのか。


気づき[意識して気づく]
気づきにも色々あり、たとえば今あなたがこの文章を室内で読んでいるとしたら、エアコンの稼動音、パソコンのファンのうなり、冷蔵庫が動く音、蛍光灯の音、窓に吹き付ける風の音、外を通過する車の音等々、何らかの音が常に鳴っていると思われる。
しかしそうしたことは恐らく今言われてみて気づいただろうが、それまでは特に考えていなかったと思われる。このようなとき「たしかに色々な音がなっているね。でも今まで特に意識していなかった」などと言う。このような用法が「意識」という言葉にはある。他にも例を挙げると、あなたはこの文章を読んでいる間、何度も瞬きをしている(人間はおよそ数秒ごとに一回、目を閉じる動作を繰り返す)。これも言われてみばそうだと思うかもしれないが、しかし言われるまでは恐らくそうしたことは考えていなかったはずである。このようなときも「たしかに瞬きはしている。でも普段は特に意識していない」などと言う。意識すると気づく。

気づき[無意識による気づき]
人間にあるいろいろな潜在能力の中で、多くの人が知っていて何らかの体験をしているものに「気づき」というものがある。第六感、直感、瞑想や集中で一瞬のうちに入り込んでくるヒントやインスピレーションなどで、言葉にできないまたは何と表現していいか迷うような感じというものです。

人は心にある問題や悩みを解決しようとして何日も悩んでいると、心身とも疲れきってくる、このような時、瞬間的に気づきで答えが解かると、心身ともに非常に楽になり軽くなるのです。その瞬間は、映像や短い言葉が無意識のうちに感じられ、意識全体が「わかった」と押し寄せる感じである。それは、一瞬に入り込んだ生命力以外には考えられない。体に元気さを蘇らせることのできる潜在力は、生命力以外に何があるだろうか。

「頭ではよくわかるが、何かが引っかかる」とか「全部わかっているんだけど、何かがわからない」というようなことで、本人は何かがしっくりこない感じがすることがある。もしこのとき、前に述べた一瞬の気づきがやってきたら、その人は「わかった!」といって一気に心身共に明るさを取りもどすであろう。

人には潜在意識がある。それはその人特有の意識であり、長い間に創り上げられた潜在意識の構成状態は本人でもわからないくらい複雑なもので、その中の絡まった何かが解けたとき、その出てくる答が「気づき」で、気持ちが一気に解放されるもので、その解放する力とは何か、まさに生命力です。

生命はその人の意識の状態、要するに心のあり方によっても流入してくる量に差がでるのです。生命力は人の体にまで入ってくるので、その生命自体は何であるかは分からないが、活力や元気さといえばその感じはつかめのでは、またどのような状態であれば、より多くの生命力が入ってくるのか。生命力は、心から相手を思いやる親切や愛などにも反応もします。すべては自分自身の無意識の中で起こることを納得すれば、自分に対する見方や考え方も変わる。誰も人の意識には完全に入り込めないし、誰も人の意識はわからない。心の問題の解決は、他の人のアドバイスでも役に立つことはあるが、完全に癒すのは自分自身以外にはいないのです。

これからの時代は、人の心と意識をもう一度再確認して、使いものにならない固定観念や慣習、それに伝統といわれるものまで思い切って捨てない限り、いつまでも自分を取りもどすことも知ることもできないだけでなく、自己を失うことにもなります。



[3.生命と同等なもの]

「いのちを大切にしましょう」ということは、どこでも聞かれる言葉です。
1秒でも長生きすることでしょうか。
文明社会(先進国)になる程、価値観に左右されます。文化社会(発展途上国)では価値観より、先祖、親、長老の教えを行う文化の循環を大切にします。

「価値のあるいのち」と「価値がないいのち」というように、私達の「ものさし」で人のいのちをはかることがあります。これは大変悲しいことではありますが、世の中がどうしても価値があるか、ないかという「ものさし」で動いているものですから、元気で働けるうちは価値があり、病気になったり年をとったりすると価値がなくなったと捉えてしまう。 そんな中で「いのちを大切にする」というよりも、世の中の「ものさし」の方を大切にしてしまうことが多く、その「ものさし」に振り回されているから、私達は苦しい思いをし、悩んでいくのだと考えられます。

価値観と価値感の2つがありますが、一般的には価値観と書きます。
<価値観>一般的な考え方、  <価値感>本人が感じる考え方



生命と同等なものとは「かけがえのない」とは「無くなったら他に代わるものがない」「この上なく大切な」ということになり、次に記載したものですが人それぞれ価値観により項目以外のものもあります。

 ・愛
 ・我が子
 ・家族
 ・親友
 ・健康
 ・生きる
 ・楽器
 ・ペット
 ・好奇心
 ・誠実さ
 ・自由
 ・平和
 ・名誉
 ・勇気
 ・夢
 ・仕事
 ・お祭り

生命と同等なものは、人生の歩む道により途中で変わる場合があるのも特徴でもありますが、人によっては変わらず生涯貫く人もいます。

物質的には満たされているのに心はどこか満たされない、といった状態が起こるのかもしれません。

命を粗末にしてはいけませんが、大事にしすぎるとかえって生きているか死んでいるかわからないような毎日を過ごすことになってしまうんじゃないでしょうか。

ナイチンゲール「自分の命より大切なものが多くなると、人間、気苦労が多くなる。」


生命を大切にと訴えても、私たちは他の生命を奪わずには生きていけないのも明白な事実です。またこのことは大自然の営みにおいて、生きもの同士の連鎖があるように、他のどんな生きものも同様です。

他の生命を奪うという点に関しては、結局は人間の身勝手であり、エゴです。そもそも常日頃からどんな生きものの生命も、できるだけ失わないように努めなければなりません。そうは言っても、例えば腕にとまった蚊をたたかなければかゆくなってしまいます。

食事を取らないと飢え死にしてしまいます。また樹木を伐採して家を建てたり、家具を調製したり、緑の山野にブルドーザーを入れて宅地開発を行ったりしていかなければ人間の住むところが足りません。

人間が自然を犠牲にしなければ生きていけないという宿命と現実は心に留めるべき痛みと言えるでしょう。

だからこそ、いろいろな生命の恵みによって生かされている、そのおかげをいただいているという感謝の心を持ち、そのような人間らしい反省の中から、私たちは分相応ということを意識しなければならないということです。そのためには、まずもって自分の生命の大切さを知らねばなりませんし、そうでないと同時に他の生命も尊重できないでしょう。


「いただきます」と「ごちそうさま」の意味

「いただきます」とは
 自然の恵み(動植物の命)を頂いて命を繋ぐことができることから

「ごちそうさま」とは
 作ってくださった方に対する感謝の気持ち

ルーツは神道から
日本人の自然に対する畏敬の念から、自然の恵みである食材を有難く頂くという感謝の気持ちが込められていると考えられる。


自分の命より大切なもの、とは価値観の違いで深く考える人と、サラッと流す人がいますが、どんなに考えても万人に該当する答えが無いのが普通ですが、一度は考えてみるのも人間として成長の糧になるのでは?。



[4.人類の誕生]
人類はサルから進化したという説が有名です。人間の進化はとても不思議なもので、何をもってしても説明がつかないのが事実です。仮に人間が猿から進化したとすれば、人間と猿の中間の存在がいたはず。でもそんな存在の化石が見つかっていないということは、人類は突然発生したと考えるのが自然とも言えるのでは。

では、人間は一体どこから来ていつから歴史上に姿を現したのでしょうか?実は人間の誕生は宇宙人「アヌンナキ」が起源だとする説があるのです。

人類は古代宇宙人により創造されたという「古代宇宙飛行士説」がオカルト分野のみならず各方面から新たに注目を集めている。この説が提唱された当初はトンデモ論と異端扱いされていたが、現在では『古代宇宙飛行士説で古代文明の謎がすべて解明される』と、この説を支持する学者も多いという。

アヌンナキとは、惑星二ビルからやって来たとされる宇宙人のことです。アヌンナキは、人類が誕生するはるか昔から優れた科学力や文明を持っていました。見た目は人間とあまり変わりませんが、身長が3~10mとかなりの巨人です。

アヌンナキが地球にやって来たのは、紀元前45万年頃です。アヌンナキのニンマー(二ビル星の女性科学者)が、人類の祖先となる「ホモ・エレクトス」と、アヌンナキのDNAを掛け合わせてを作り出したのが人間です。このプロジェクトを成功させるまで、数万年かかったといいます。

ところで、二ビル星の公転は3600年周期、地球の公転は1年周期なので、地球でいう3600年が二ビル星の1年です。つまり、かなり長い寿命があるということです。どちらにしろ、人間の想像をはるかに超えた存在なのです。
  (写真 二ビル星)


『アヌンナキ』という言葉の意味
日本人にとって不思議な発音の「アヌンナキ」、これはどのような意味を持つのでしょうか。
「アヌ=空・宇宙」「キ=地球」とされ、アヌンナキとは「空から舞い降りた人々」という意味になります。
アヌンナキという言葉はシュメールで語り継がれてきた神話にも登場します。下の章で詳しく解説していきます。

アヌンナキはシュメール神話で『神』
シュメール文明は、メソポタミア地方南部、チグリス・ユーフラテス川流域で紀元前3800年ごろに突然現れ、高度な技術をもって発展を遂げました。

そのシュメール人が作ったのが「シュメール神話(メソポタミア神話)」です。その神話の中に、アヌンナキが登場します。シュメール神話でのアヌンナキは、「アヌンナ(50柱の偉大なる神々)」と「イギギ(小さな神々)」が合わさったものです。そして、シュメール神話での最高神は「アヌ」なのです。「アヌンナキ」という言葉は、どれも共通して「神の総称」であることが分かります。

しかも、シュメール神話ではアヌンナキの男性の精子(シル)と猿人の卵子を掛け合わせて、女性の子宮で育ててシュメール人を作ったとあります。まるで遺伝子操作や人工授精のようなことを太古に行っていました。

古今東西さまざまな神話でこのような人類創生の話が見られますが、アヌンナキがその起源でした。

ニビル星人・アヌンナキが地球に来た目的は『金』
アヌンナキの母星とされる二ビル星は、天文学的には仮説上の天体として「惑星X」と呼ばれています。大きさは地球の4~5倍、質量は20~25倍、密度は約100倍とされている大きな惑星です。実際には発見されていない惑星ですが、太陽系9番目の惑星である可能性があるとして話題になっています。

これを作家のゼカリア・シッチンが、シュメール文明の粘土板をもとに独自に解釈して「二ビル(交差する)」と名付けました。

この二ビル星は紀元前45万年ごろ、有害な宇宙線から星を守っていた大気圏層に亀裂が入り星が危険にさらされ、絶滅寸前まで追い込まれます。自ら核戦争を行っていたためです。彼らは星を守るために、黄金から作られたシールドを張って亀裂を修復しました。

絶滅の危機からは逃れましたが、星を十分覆いつくすような黄金が足りません。そこでアヌンナキは宇宙を探し回り、黄金を多く有している地球にたどり着いたのです。つまり、金の採掘のために地球に住み着き、労働者として人間を作り出したのです。

アヌンナキが教えた『高度な知識と技術』
アヌンナキは、人間たちに高度な知識と技術を与えました。それは、文字から始まり、レベルの高い文学、美しい建造物のための建築、高度な天文学や数学などの学問などがあります。

他にも、国を治めるための法律や行政の知識も人間に授けたとされています。現代の科学に劣らない宇宙への知識、白内障の治療する方法まで理解していたのです。さらに、天体望遠鏡もない時代に、天王星・海王星・冥王星を知っていたのですから驚きです。

文明が起こる以前には、何かしらの積み重ねがあり、その形跡が残るものですが、シュメール文明においては何の前触れもなく突然高度な文明が現れています。これはアヌンナキが、母星である二ビル星で培ったものを地球で実行していたからなのです。


■人類は宇宙人アヌンナキにより創造された?

シュメール文明とは紀元前3800年頃、イラク南部のユーフラテス河地域に栄えた人類最古の文明である。この文明を築いたシュメールの人々は突然現れ、現代文明に匹敵する高度な技術を用いて瞬く間に都市社会を構成してしまう。あっという間に現れたこの文明は世界中の考古学者らが八方手を尽くしても出自と行方が謎であり、そのこともまたシュメール文明自体がオーパーツだと言われる所以になっている。

オックスフォード大学の教授が「古代宇宙飛行士説」の鍵を握っている、と注目したのは、そんな謎多き彼らが残した粘土板「シュメール文書」である。考古学者のゼカリア・シッチンが解読したその文書には“アヌンナキ”という神々の集団にまつわる神話が残されているが、教授は「我々人類を創造し、シュメール文明を興したのはアヌンナキで間違いない」と主張しているのだ。

古代宇宙人飛行士説を裏付ける証拠の 1つに、シュメール文明は段階を経て徐々に繁栄した文明ではないことが挙げられる。これは初めから何者かが彼らに文明の基盤を授け、栄えた文明だと考えられないだろうか。はるか5800年も昔からシュメールの人々は高度な医学技術、法体制、慣習などを持っており白内障の手術方法までも知っていたのだ。

その他、彼らの驚くべき天文学知識に至っては、現代天文学の視点から見てもきわめて正確であった。彼らの残した粘土板には当時の人々が知る由もない太陽までの距離ばかりか、その配列、軌道、相対的な大きさが書かれており、地球から43億キロ以上も離れている海王星の性質やその色についてまでもが細かに記されていた。

またシュメールの人々が使っていた暦は、日食や月食はもちろんのことさまざまな惑星の動きまで驚くほど正確に予測しており、地球の地軸が 2万5920年かかり円を描くように振れるという歳差運動の周期まで理解していたのである。

だが、彼らの残した太陽系図には現代の認識と決定的に違う点が 1つだけあった。それは、水・金・地・火・木・土・天・海・(冥)まで書かれた惑星に、火星と木星の間を通る超楕円軌道をもった惑星があることだ。シュメール文書や神話によると、この惑星こそがアヌンナキの母星「ニビル」だと記されている。シュメール語で“交差する星”を意味するこの惑星「ニビル」は、3600年周期で太陽を一周しており太陽系を横切るような軌道を持っていると記されていたのだ。

シュメールの人々が残した神話によるとアヌンナキは、約40万年前にアフリカで金を採掘するため太陽系第10惑星「ニビル」から地球にやってきたという。当時、ニビルでは大気と地熱が宇宙空間に流れ出し、あわや生命絶滅の危機に。その流出を止めるには“黄金の粒子”で惑星を覆わなくてはならなくなった。しかし、ニビルには黄金がない! そこで彼らは黄金を探し求め、地球へとたどり着いたのだ。

しかし無事地球へ入植した彼らには、また新たな問題が浮上する。それは惑星ニビルから連れてきた鉱夫たちの反乱だ。刻一刻と衰弱する母星ニビルへ、もっと大量の黄金を早急に送りたいアヌンナキたちは新たな労働力を得るため、自分たちに似せた奴隷を創ることにした。そう、それが「人類(ホモ・サピエンス)」である。


■アヌンナキにより発展を遂げたシュメール文明

事実、シュメールの人々は自分たちを「混ざり合わされた者」と呼び、天文学知識、高度な医学技術および合金技術を「神々からの贈り物」と記している。

その後、アヌンナキ間の権力抗争や2度の大洪水により黄金の採掘は終了するも、アヌンナキたちは人類の創造と同時に超高度な技術をシュメールの人々に与え、文明の発展を促した。

シュメールの人々が残した膨大な量の粘土板を丹念に解読し、研究したユダヤ人考古学者のゼカリア・シッチンは、「旧約聖書や古代から伝わる神話・伝承はシュメール文書の改訂版にすぎない」と語っている。シッチンはシュメール文書に残された事実を拾い出し、1976年に最初の本『The 12th Planet』 を出版したが、当時は各方面から批判の対象となっていたようだ。

確かに、シッチンが翻訳した内容は当時の人々からすれば到底信じられない内容だったに違いない。しかし、科学技術が進むにつれシッチンを嘲笑していた人々はその口を閉ざすことになる。

●試験管ベビー技術は元々アヌンナキの技術だった

1978年、世界で初めて人工授精による試験管ベビーが誕生したが、その方法は驚くことにシュメール神話にあるアヌンナキが人類を創り出した方法と同じであった。アヌンナキは彼らの精子を原人の卵子に受精させ、試験管型の筒の中で受精卵を培養したのち母体となる女性のアヌンナキの子宮へ着床させているが、これは現代の科学医療にも使われている技術である。

●海王星はシュメール文書に書かれたとおり「青緑色」だった

また、1989年には米国無人宇宙探査機「ボイジャー」が海王星に接近し、その地表に関するデータを送信したが、そこにはシュメール文書に書かれていた「表面は青緑色であり、水は潤沢で沼地の植生のような斑点がある」と同じ姿が映し出されていたのだ。

例示すればきりがないほど、シュメール文明が極めて特異な文明であることは周知の事実だろう。これは「古代宇宙飛行士説」が深く関わっていると思わざるを得ない。しかし、この説を肯定してしまうとこれまで築かれてきた歴史的見解が崩落することは間違いないのだ。

例えば人類の進化論で一番有名なのは教科書にも載っている「ダーウィンの進化論」だろう。ひらたく言えば「ヒトは猿から進化した」というものであり、「尾てい骨は尻尾の名残」などと教わった人も多いのではないだろうか。

たとえばキリン類は2500万年もの時をかけ首が長く伸びたとされており、キリン以外にも自然界の生物は何億年という気が遠くなるような時間をかけ進化を遂げてきたとされている。

しかし、ヒトに至っては他の生物に比べ突然変異ともいえる短い期間で進化を遂げており、猿とヒトがどうしても繋がらないのだ。研究者らはこの期間「ミッシングリンク(人類進化の空白期間)」と呼び人類史最大の謎としているが、シュメール神話を紐解くとこのミッシングリンクとピタリと一致するのである。

かのダーウィンも「進化論に一番当てはまらないのが人間である」と語っており、ダーウィンと共同研究していたアルフレッド・ウォレスに至っては「猿から人間が誕生することなどあり得ない」とし、「“猿は猿”であり“人間は人間”で変わりはない」とはっきり言い切っている。

「創造論」とも「進化論」とも違うもう 1つの説、「古代宇宙飛行士説」が新たな学説となる日が近いのかもしれない。また新たな解釈が生まれるのを期待しよう。


シュメール神話は、日本人や日本神話との関係・共通点が多く見られます。

日本神話の「天孫降臨」は、アヌンナキが人間を想像した話と酷似しています。「天孫降臨」とは、天照大御神(アマテラスオオミカミ)の孫である邇邇芸命(ニニギノミコト)が、天照大御神の命で芦原中国(あしはらのなかつくに)を治めるために高天の原(たかまのはら)や高千穂峰(たかちほみね)に天から舞い降りた話です。天から舞い降りた神々は日本列島を作り、日本を建国します。天から舞い降りた邇邇芸命は、まるでアヌンナキそっくりですね。

他にも、天皇家の宝として有名な「三種の神器」もシュメールに存在しています。日本の三種の神器は「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」「八咫鏡(やたのかがみ)」「八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)」ですが、シュメールの場合、「武人のシンボルの剣」「日像鏡」「月像の首飾り」であり、日本の三種の神器とほぼ同じです。

さらに、日本神話の中に8つの首を持つ怪物「ヤマタノオロチ」を退治した時に、須佐之男命(すさのおのみこと)は「草薙剣」を手に入れた話があります。シュメールにも、7つの首を持つ竜を退治して、剣を手に入れたという神話があります。

日本と遠く離れた地で語られていた神話と、日本神話にはこれほどの類似点があるのです。他にも、言葉や皇室の菊花の紋章(皇室の紋章とシュメール王朝の王族の紋章に似ている)など日本とシュメールの類似点は挙げるときりがない程です。

シュメール人は紀元前2000年頃に突然消えてしまいます。しかし、その一部が日本に渡った説もあります。


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明治、大正、昭和は戦争があり、平成は戦争がなかった時代が終わり、令和に入りこれからもずっと平成の心を忘れず、戦争がない状態でその先へと進んでいきますように。

世界で現在も内戦、戦争が4ケ所で行われています。
  アフガニスタン戦争  イラク内戦  メキシコ麻薬戦争 シリア内戦

現在、世界で唯一軍隊を持たない国は、コスタリカ共和国です、中南米に位置し海に挟まれた土地に緑が豊かに茂る国です。
この国の優れている点の一つに識字率が97%を誇る、教育レベルの高さがあります。国家予算の大部分を教育関係に注ぐようになったのは、内戦という悲しい過去から、すべての軍事費用を教育に充てるほうが、みんなが幸せになれるのだと学んだからなのです。

人類史上最大の脳を持っていたのがネアンデルタール人(40万年前~2万5千年前)。彼らは私たちとは違う何かを考えたり、想像もつかない能力とか、現代人の物差しでは測れないものを持っていたんじゃないか。脳の形から、見たものを処理する視覚野の部分が大きいので、視覚に関係する能力はネアンデルタール人が勝っていたでしょう。だが戦闘能力は弱いため消滅しました。

このネアンデルタール人を滅ぼしたのが、現生人類ホモ・サピエンス、25万年前に現れ現在に至っている。現代人は、ホモ属のDNAを引き継いでいます

ネアンデルタール人・・・平和種族
ホモ・サピエンス ・・・・戦闘種族

ネアンデルタール人のDNAを多く引き継いでいるのが日本人です。又、日本人は縄文人のDNAも引き継いでいます。

4万年~1万6000年前を日本の旧石器時代
1万6000年~3000年前を縄文時代
3000年前~紀元200年ごろを弥生時代

旧石器時代に東南アジアに住んでいた人々の子孫が移住してきてこの列島に住みつき縄文人を形成

弥生時代には北東アジアに住んでいた人々の一系統が渡来、水田稲作農業を導入し北部九州から列島中央部に移住、縄文人の子孫との混血を重ね、現在の日本列島に居住する多数派(ヤマト人)を形成した(渡来弥生人系)。
「これから先は個人的推理です」
この時代にシュメール人の一部が住み着き、カタカムナ文化でシュメール文化を継承したが、後の日本国形成時に滅び、1950年代に神戸の某神社の宮司に代々継承されてきた巻物からカタカムナ文化(2千年以上前の文化)が現代に蘇った、興味のある方はインターネットで「カタカムナ」で検索して下さい。

2020年現在、人類はホモ・サピエンス系の現代人が生き残っていますが今後も、何年続くのでしょうか、結果は未来の歴史で判明します。

この章の最後に、最大のタブーの一つとも言える事を調べてみました。それは人間の脳の大きさは同じかどうかです。イギリス人やアメリカ人教授が30年に渡る研究をし、2005年に発表した文献がありました。人種間の、学校などで行われたIQテストの結果の順位などです。

IQが最も高いのは”東アジア人”(中国、香港、韓国、日本、台湾、シンガポール、欧米に住む東アジア人も含む)で、平均が105-110くらい。

次に高いのがコーカソイド(主に欧米、オーストラリアなど)で平均100くらい。

その次が中南米、東南アジア、中東などで90-95くらい。

その次が南アジア(インド、バングラデシュなど)で80-87くらい。

そして最下位はネグロイド(主にアフリカに住む黒人)の67-78くらい・・。

勿論、教育や環境、栄養などが影響してくる事は確かだろうが、アフリカだけが余りにも違うので・・・?。

このIQテストは欧米人が欧米人用に作ったテストであるにもかかわらず、我々東アジア人の得点が一番高い。

人種の脳の平均の大きさが次の通りです。

  東アジア人 1383cm3 > 白人 1371cm3 > 黒人 1356cm3

脳は体に比例して大きくなるにもかかわらず、人種間で一番身体の小さい東アジア人の脳が一番大きいとは思ってもみなかった。

ひょっとして、東アジア人の頭の形はグレイ・エイリアンそっくりではないか・・・?

巷では、東洋人は少し宇宙人の血の混じったハイブリッドではないか?と思われているのだ。それで胴長、短足で見た目はあまり良くない。

男性のアソコの大きさは脳とは逆に 黒人>白人>>東洋人 という順になっている。

白人は、”アソコ"の大きさで黒人にかなわないから黒人コンプレックスを持っているのでは?。

神は二物を与えず。結局人類は、進化論ではなく、神が創ったのか?。



[5.自分の誕生]
人間の生命の誕生は、精子が卵子に侵入することで受精卵となり新しい命が生まれるのは、受精卵の中で遺伝子情報をもつ父親の染色体と母親の染色体が合わさったときです。受精が成立し生命の誕生後、1個の細胞が分裂し2個となり、2個の細胞が分裂して4個となり、4個の細胞が分裂して16個と繰り返し分裂し46回の分裂で人間が構成されます。細胞数は1個が分裂で60兆個になります、人体を作る細胞には、筋肉の細胞や神経の細胞など、さまざまな種類があります。その数は270種類にもなるといわれ、これらはすべて、見た目も働きも異なります。
受精5週目(妊娠6週)に、心臓の動き"心拍"です。その後、手足の形だけでなく、体の中ではさまざまな臓器がつくりあげられていきます。とくに受精7週目から受精12週目頃に多くの臓器がつくられ始め、その後、臓器はさらに成熟していきます。

なぜ一つの受精卵から、270種類もの異なる細胞が生まれるのでしょう。実は細胞が増殖して人体を作っていくためには、分裂を繰り返すだけでなく、それぞれが機能を持つように変化しなければなりません。これを「分化」と言います。「分化」によって様々な種類の細胞がつくられ、それぞれが大切な役割を果たしているのです。どの細胞がどの細胞に「分化」するか、それらは複雑なメカニズムにより制御されています。

ヒトの細胞の平均的な大きさは直径20マイクロメートル程度、つまり0.02ミリです。 どのくらい小さいか想像できますか?この1センチ四方の中に、約250,000個の細胞が入っていることになります。ヒトの体が60兆もの細胞からなっていると言うのも納得ですね。
細胞1個が一つの生命体で60兆の生命体で構成されているのが人体です。

細胞の構造
細胞の見た目や働きはさまざまに異なるが、基本的な機能や構造は同じである。 細胞は核と細胞質、それらを囲む細胞膜からなる。細胞膜に包まれた内部の物質のうちから核を除いた部分のことを細胞質という。 また、核と細胞質を合わせて原形質とも呼ぶ。つまり、細胞膜に包まれた内部の物質のことを原形質という。よって原形質には核もふくまれる。 細胞質には、核を始めとして、ミトコンドリアなど、さまざまな機能と構造をもつ小さな器官があり、これらを細胞小器官と呼ぶ。 細胞小器官どうしの間は、水・タンパク質などで満たされており、これを細胞質基質と呼ぶ。この細胞質基質には、酵素などのタンパク質やアミノ酸、グルコースなどが含まれている。

     (写真 細胞の構造)


核は、1つの細胞が普通1つもっており、内部に染色体がある。 染色体は、DNAとタンパク質からなる。 DNAが遺伝子の情報を持っている。 細胞分裂の際にDNAは複製され、新しい細胞に分配される。

今や日常会話でも使われる「DNA」という言葉は、生物学から出てきた用語で、「デオキシリボ核酸」を略したものです。DNAはヒトで言えば、60兆個にも及ぶすべての細胞に存在し、DNAの情報に基づいて体の細胞、器官、臓器が作られていくため、「体の設計図」とも表現されます。

DNAは精子と卵子の中にも存在し、受精を経て親の特徴は子へと「遺伝」します。DNAが持つ情報次第で、髪や目の色などの外見的な特徴、病気のなりやすさといった身体的な特徴などが決まってきます。DNAの情報に基づいて子孫に受け継がれる特徴を「遺伝形質」と呼び、遺伝形質を決める因子のことを「遺伝子」と言います。

細胞1個0.02ミリの大きさの中の核に含まれるDNAの全長は2mもあります。DNAは核の中に折りたたまれて入っているのです。
DNA の遺伝情報は32億個の科学の文字で書かれているが、その情報量は千ページの本にすると3200冊に相当します。1個の細胞に3200冊の本が入って、人体の細胞は60兆個×3200冊=19万2千兆冊が入っているのです。
この DNAを、書いたのは誰か。勿論、人間ではない。かといって自然にできあがったものでもない。

もう何年も前から、ヒトのDNAの塩基配列の解読が進められているが、仮に1日千個解読したとしても、八千年を要するという大変な作業であるという。

細胞はあなたの体を形作る基礎中の基礎となるものです。そんな細胞は数にして何兆にもなります。 200種類ものものさまざまな用途に使われる、違う働きを持った細胞が、あなたの体には存在するのです。似通った働きをする細胞は、集まり、また違う組織、臓器を形作ります。

生命維持活動のためには、細胞は一丸となって働かなくてはいけません。しかし、細胞のなかには、過剰な働きを担っているものも存在しますので、日々生まれ変わり続ける細胞が存在するのです。しかし、細胞の生まれ変わりの早さは、体のどの部分の役割を担っているのかによります。

肌細胞は、むちゃくちゃな働きをしています。第一線に立ち、病原菌から身を守っているのですから。肌細胞は定期的に結構な量がはがれ落ちてしまいます。ゆえに、数週間ごとにすべての肌細胞が新しくなるのです。

心筋細胞、心臓の筋肉の細胞はなかなか入れ替わりません。あなたが20歳を過ぎると年間1パーセントしか入れ替わらない上に、歳を取るとさらにその速度は遅くなるのです。
あなたが人生の終焉を迎える時ですら、心筋細胞は半分しか入れ替わっておらず、半分は生まれた時の細胞のままで終わるのです。

また、男性であれ女性であれ、歯のエナメル質を増やすことはできません。大脳皮質に存在しているような神経系なども入れ替わりが効きません。アルツハイマーやパーキンソン病を事前になんとかできないはそのためです。

人のカラダに含まれる細胞の数60兆個。
ひとつの細胞に含まれる原子の数1000兆個。
ひとつの原子の平均素粒子数50個。
なので、人体の素粒子の個数
60兆×1000兆×50=300穣(じょう)個でした。

 十 10の1乗
 百 10の2乗
 千 10の3乗
 万 10の4乗
 億 10の8乗
 兆 10の12乗
 京(けい) 10の16乗
 垓(がい) 10の20乗
 穣(じょう)10の28乗

人体の素粒子の個数は、300穣(じょう)個で、おそらく宇宙の星の数以上でしょうか人体の300穣(じょう)個の素粒子の生命を預かっているのが自分自身です。
宇宙の星の数以上の生命の頂点が自分です。
個々の生命体に感謝しましょう。



[6.生命とは何か]

「人間の生命を物質として捉えた場合」

60兆個の細胞で構成された一つの人体が一人の人間で、60兆個の細胞一つ一つが生命をもっていますが、細胞の寿命は細胞によって1日、2日~1年、2年~数年以上で、細胞が死んでは、新たに生まれてを繰り返して人体を維持しています。これを新陳代謝といいます、外部から取り入れた無機物や有機化合物を素材としてエネルギーを貰って細胞は生きています。外部から取り入れるエネルギーの元は、他の生命体(植物、動物)を頂いて、そのエネルギーで細胞は生きています。人間の意識では細胞の誕生や死を意識しませんが例えば肺細胞群になると、肺が停止すると呼吸が困難になり苦しくなって意識します。又心臓の細胞群でも同じで心臓が停止すると胸が苦しくなり意識します。肺や心臓の停止をそのままでいると数分後に意識が無くなり人間としての生命が無くなります。
人間が自らの生命を絶つのが自殺といい、肺や心臓の停止を自ら絶ち、生命活動を終了します。このように生命を物質として捉えた場合、細胞が生きて活動しているのが生命がある状態ともいいます。

人間の死を考えた場合
  病気(91%)
  天寿( 5%)
  事故( 3%)
  自殺( 1%)

と病気による死亡が多いですが、戦争等があれば戦争による死亡が多くなります。
死亡の年齢は人それぞれで個人差があり、今の所誰にも解りません。

日本人の「国民病」とも言われる「がん」。死因の第1位であり、2人に1人が罹患し、5人に1人が、がんによって命を落としている 。

日本人の死因第1位となったがんだが、最初にその痕跡が見られたのは、4200年前のエジプト人女性のミイラ。このミイラの骨から乳がんの証拠が発見された。
紀元前2600年頃には、古代エジプトの医師が乳がんだと思われる記述を残している。

198 万年前の人類の祖先、アウストラロピテクス・セディバの骨格から、脊椎の良性腫瘍を発見した。今回の発見の前まで、既知の最古の良性腫瘍は、クロアチアで出土した12万年前のネアンデルタール人の肋骨にできたものだった。

人類の進化とともに、がんとの関係も大きく変化した。われわれは祖先からがんになりうる遺伝子を受け継いだが、われわれを取り巻く環境の変化とともに、がんはさまざまな現れ方をする。

がんについて考える時に、カギとなるのは「遺伝子(ゲノム)」。理由は様々だが、遺伝子に傷がつき蓄積されると、その細胞が無制限に増殖し、がんが発生すると考えられている。

生命を奪うものは

がんに罹患してしまったら治療が必要だが、もちろん、一番大切なのは予防で予防法として「禁煙」「禁酒」「食生活」「身体活動」「適正体重の維持」の5つです。これを守ればがんのリスクが半減するというデータも示されています。

生涯、がんで死亡する確率は、男性25%(4人に1人)、女性15%(7人に1人)です。
現代人(ホモ属)の欠点は、もしかしたら遺伝子(DNA)にあるのでは?。
現代人の不摂生により、DNAが傷ついて蓄積すると細胞が無限に増殖(がん細胞)して、DNAでコントロールできないため、つまり現代人の生活習慣がDNAで予測されていないパターンのため、がん細胞が増殖し生命を左右するのではないでしょうか。
現代人は、不摂生をするとDNAの構造上、がんの発生が増加するのではないでしょうか。予防法を見ていきましょう。


「禁煙」
植物としてのタバコはアンデス山脈地方を原産地としており、そこから伝播して南北アメリカ大陸全域において使用されるようになっていった。7世紀ごろのマヤ文明・パレンケ遺跡においてはすでに神がたばこをくゆらすレリーフが発見されており、このころにはすでに喫煙の習慣がはじまっていたことを示している。

アジアへの伝播はスペイン人によって1575年にフィリピンに持ち込まれたものが最初であり、以後17世紀初頭までのわずかな間に福建省、インド、ジャワ、日本などにたばこが広まっていった。

一方で1970年代ごろからたばこの有害性が叫ばれるようになり、禁煙運動が盛んになって先進国においてたばこの消費は減少の一途をたどることとなった。


「禁酒」
 ・古代メソポタミアで紀元前4000年にワインとして登場しています。
 ・日本では縄文期、紀元前8000年頃には山葡萄を発酵させて登場しています。

人間は何故アルコールを飲むのか、最初は安全な水分の補給目的でしたが、時代が進んで水が安全に飲める時代でのアルコール飲料は、次の3点です。

 ・気分高揚機 気持ちをハイにするため
 ・対処性動機 嫌な事があった時、気分を晴らすため
 ・社会性動機 他の人と仲良くなるため

アルコールには脳の働きを鈍らせる作用があることを、多くの人が身をもって知っているかと思います。飲み始めからしばらくは抑制が外れた、いわゆるハイな状態になります。この時が一番楽しいですが、気が大きくなっている状態であり、後々後悔するようなことをやってしまいがちな(加害者になりやすい)時間帯とも言えます。もっと酒が進むと思考も体の動きも鈍くなります。こうなると今度は転んだり事故に遭ったり事件に巻き込まれたりする(被害者になりやすい)ことになります。

飲んでいるうちに赤くなったり動悸がしたりということが出てくるのは、アルコール自体ではなくそれが少し分解されたアセトアルデヒドによる症状です。日本人には欧米人に比べこのアセトアルデヒドを分解する酵素が少ない人が多いため、飲み会でも半数くらいが赤い顔をしています。それが嫌で飲まないという人もいることでしょう。反面、これは良いことでもあり、というのはこういう人は体を壊すまで飲酒するとか、アルコール中毒になることがまずありません。

飲み過ぎると、前夜の自分に対する嫌悪感とともに、頭痛や嘔気、だるさに襲われます。そう、あの忌まわしき二日酔いです。驚くことに、二日酔いがどのようにして起こるのかは未だに詳しくわかってはいないそうです。原因がわかっていないので、これだけ長い飲酒の歴史があるにもかかわらず、効果的な治療法も開発されていません。そういえば昔教わった神経内科の先生が、「二日酔いにはビタミンCと酸素が効く」と言っていましたが、これは試してみる価値がありそうです。少なくともたくさん水を飲むとか、迎え酒をするよりはずっとましな気がします。

お酒は長らく「百薬の長」と言われてきました。酒飲みにとっては免罪符のような素敵な言葉です。実際のところ、少し前までは医学的にも適量の飲酒は体に良いのではないかと考えられていました。しかし最近では、お酒に適量と言うものは存在せず、飲んだら飲んだ分だけ身も心も削られるという研究結果が続けて報告されています。少しの量でもお酒を飲み続けると寿命が縮む、認知症が増える、けがも病気も増えるということです。たくさん飲んだら体に悪いだろうということは誰もが理解しやすいところですが(ロシア人の平均寿命の短さ!)、少量でも毒は毒ということのようです。

正常な細胞に起こる遺伝子の突然変異には、タバコや食品に含まれている化学物質、紫外線などの様々な外的要因が関係しています。遺伝子は細胞中のDNAに暗号として記録されています。このDNAが、外的要因によって傷付つけられると暗号が変化し、遺伝子の突然変異が起こります。このように、細胞のDNAに直接作用して傷付ける可能性があり、遺伝子の突然変異をもたらし、それが原因となって発がんを起こす物質を「遺伝毒性発がん物質」といいます。

発がんの過程は、複数の段階を経て起こると考えられています。遺伝毒性発がん物質などの働きによって遺伝子の突然変異が起き、異常な細胞が発生する段階は、発がんの最初の過程で「イニシエーション」と呼ばれています。この遺伝子の突然変異を起こした異常細胞が最初は 1つでも、増殖を繰り返すことで徐々に増えていきます。ただし、細胞の遺伝子は異常細胞の増殖を抑制する機能を備えています。細胞は、DNA の傷を自分で修復したり、もしくは異常化した場合に自ら死滅したりすることで異常細胞が増えるのを防いでいます。そのため、遺伝毒性発がん物質によって DNAに複数の傷ができ、複数の遺伝子に突然変異が起きて、異常細胞の増殖を抑制する機能までが失われてしまった場合に“がん”になると考えられています。


「食生活」
食生活は、細胞維持させるに必要な食べ物を摂取しなければなりません。ですので色々な食べ物を食べ必要なミネラル、ビタミンを摂取することにより生命が維持されます。仮に必要な栄養素が補給できない場合は細胞の生命が維持できなくなり、皮膚が老けたり最悪の場合は内臓の組織が壊れ生命も維持できなくなる恐れがあります。


「身体活動」
現代人は歩くことが少なくなり意識して身体活動を増やさなくてはなりません。身体活動量が多い者や、運動をよく行っている者は、総死亡、虚血性心疾患、高血圧、糖尿病、肥満、骨粗鬆症、結腸がんなどの罹患率や死亡率が低いこと、また、身体活動や運動が、メンタルヘルスや生活の質の改善に効果をもたらすことが認められている。更に高齢者においても歩行など日常生活における身体活動が、寝たきりや死亡を減少させる効果のあることが示されている


「適正体重の維持」
適正体重の維持 過剰に増えた脂肪細胞は、炎症を起こす物質を分泌したり体内のホルモン バランスを乱し、がん細胞の増殖を促進します。
平均的な食事回数は1日3食ですが、定年後は、新陳代謝の低下等、栄養摂取が多くなりがちですので、1日2食も考えて調整します。遺伝子の長生きスイッチがONになるには空腹感が必要と言われています。食事前1~2時間は空腹の時間が必要です、この空腹感がでて体重が適正範囲内になると、体の不調箇所が治るのが分かります。


BMI を 18.5~25 の適正範囲内におさめましょう。
BMI = 体重(kg)÷ 身長(m)÷身長(m)
 ・18.5 未満:やせすぎ
 ・18.5 以上 25 未満:適正体重
 ・25 以上:肥満

例えば 165cm、60kg の人ならば・・・BMI = 60(kg)÷1.65(m) ÷1.65(m)= 22.0
適正体重の管理は体重計があれば簡単に測れて、目にすることができますので、毎日測定して体重維持をして自己管理しましょう。



「人間の生命を「ここ」として捉えた場合」

目に見えない生命 で解説しましたが、ここではもっと深く追求してみます。
人間の生命を物体(細胞の集まり)と形のない ここ(意識・魂)と区別した場合でみて見ましょう。

死とは
何をもって人間の死とするのか、その判定や定義は文化、時代、分野などにより様々である。 一旦は命が無いとされる状態になったが再び生きている状態に戻った場合、途中の「死」とされた状態を「仮死」や「仮死状態」という。

一般的に、心肺が永久的に停止したことか確認された状態が「死亡」とされる。心臓が止まり、肺が呼吸を止めると、酸素の供給が止まった脳の細胞は一斉に活動を停止する。脳内の細胞は少しの間活動しようとするが、電気信号の伝達はこの時点で一斉に止まってしまう。つまり、人の意識はここで終わってしまうのだ。

法律上の死は2段階に分けられます。最初にあなたの身体に訪れるのが「臨床死」と呼ばれる状態で、心拍、呼吸、血液が止まります。その後、「生物学的死」が訪れるまでの数分間、体の細胞は生き続けます。生物学的死を迎えると脳細胞が死にはじめ、蘇生が不可能になります。

身体が死にはじめると同時に、脳もあの世に行くための準備をはじめます。最後の瞬間、多くの人は幽体離脱し、穏やかな場所で親戚とランデブーし、トンネルの向こうに明るい光を見るといわれます。でも実際、何が起きているのでしょうか?


生物の細胞や臓器における生命活動が不可逆的に失なわれることを死と呼ぶ。生命を定義することが難しいのと同様に、死を定義することも困難な問題である。そのため、生きている状態と死んでいる状態をはっきりと区別することはできない。

多細胞生物においては、個体の死と細胞の死は別々に考えられるべきで、例えば、臓器移植の場合、臓器提供者が死んだとしても、移植が成功すればその臓器は生きていると考えられる。

また生命体は普通、子をなしてその血統を存続させる。これを細胞レベルで見れば、細胞の分裂と融合に基づく連続性は常に維持されているため、その意味で生命は停止せずに連続していると表現する事も出来る。


宇宙全体を生命と仮にした場合、地球は太陽を中心にして公転して、太陽系は天の川銀河系を中心にして公転して、天の川銀河系は宇宙を中心にして公転しています。
地球が消滅しても宇宙はそのままであり、他の天体から見れば地球という天体そのものを知らない可能性もあります。宇宙では惑星が消滅しては、新たに誕生を繰り返します。まるで生命体のように。


〈からだ〉のなかのことは、目をこらしても、耳をそばだてても、頭で考えても、よく分からない。しかし、60兆個の細胞間で交わされる会話は、1日24時間、1年365日、ほんの一瞬たりとも、途切れることがない。眼の網膜に映らない、耳の鼓膜に届かない、かすかな(いのち)のメッセージのやりとりが行われ私たちは生きているのです。

多細胞生物である私たちの〈からだ〉のなかで、約60兆個の体細胞の一つひとつが、どのような細胞同士の会話によって〈いのち〉のコミュニケーションを図っています。

たとへば、遭難して食べ物がなく、生命の危機が危ぶまれる場合には、「古くなった細胞のタンパク質」から順に分解していたのでは間に合わない。体中(60兆個)の細胞のタンパク質を手あたり次第、アミノ酸(再利用)に分解して、アミノ酸プールに材料を送り込むことで、必要最小限のタンパク質を確保し、生命活動の維持を図っています。これは、60兆個の細胞同士がつねに会話を交わしながら、不測の事態に対処する現場判断を行い、それを瞬時に「生産現場」に指示しているのです。
通常、私たちが健康な生活を送っているときは、食べ物から摂るタンパク質を分解したアミノ酸と、古くなった細胞(再利用)のタンパク質をアミノ酸に分解された、2種類のアミノ酸から、新たな体タンパク質の再合成の材料として使われます。


生命とは、意識と細胞の活動(消滅しては、誕生し自分の仕事をする。の繰り返し)で、60兆個の細胞は、意識と無関係に活動して生命を維持していますが、1個の細胞から見た場合、生命(太陽)を中心に公転して、60兆個の細胞が活動しています。太陽(輝き)が失われると、60兆個の細胞も消滅します。

貴方は細胞の活動を意識したことはありますか?。例えば、心臓の細胞が「少し疲れたので休みを下さい」と言われたら、どうしますか。
「エー 駄目だよ 休んだら死んでしまうよ」
細胞は、文句も言わずにモクモクと活動をしていますが、意識は疲れたら休んだり、テレビを見たりして、ストレス解消をしていますが、細胞は疲れたときはどうでしょうか。



 




                   







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